新着情報

AI技術を活用した最新の内視鏡システムを導入しました

2024年6月より、予防医療センターでは最新の内視鏡システムの運用を開始しました。上部消化管内視鏡検査は、食道がん、逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、胃がん、胃ポリープ、十二指腸潰瘍などの病気の発見に有用な検査です。新システムにはAI技術を用いた最新のツールが導入されるなど、検査精度の向上が図られました。

AI技術を用いた新機能
〇AIの学習機能のよって開発された内視鏡診断支援プログラムを導入しました。リアルタイムで病変が疑われる部分を検出してくれます。
この検出支援機能は、検出ボックスや検知音で医師に病気の疑いのある場所をお知らせする機能です。初期の病変を見つけ出し、提示してくれます。
〇フルHDの2倍に当たる4K画質のモニターに、きめ細やかで鮮明な画像を写し出し、視認性も高くなりました。

身体にやさしい検査を
〇経口内視鏡スコープが従来製品よりもメーカー比で2割程度細くなり7.9mmに。操作性も良好で、病変へのアプローチ性能も向上しました。
〇経鼻内視鏡スコープは、先端外径5.8mmながら高解像度CMOSセンサーを搭載しており画質は経口のものと遜色ありません。
〇細くしなやかな経鼻内視鏡は、舌の付け根に触れにくく、嫌な嘔吐感が少ないため、「内視鏡検査が楽になった。」とのお声も。
〇専用の内視鏡洗浄消毒システムを導入。高水準の消毒、感染予防、履歴管理に役立てています。